ロードサラブレッドオーナーズ2017年産私的注目馬⑥サウンドオブハートの2017

サウンドオブハートの2017 牡 一口86,400円 栗東西浦勝一厩舎

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サウンドオブハートはG1阪神ジュベナイルFで3着でG2サンスポ杯阪神牝馬の勝ち馬。

 

ロードカナロアの本馬は「3/4Northern Dancerクロス、1/4非ND(アグネスタキオン)」の好配合形。

 

この配合でまず注目したいのはCaerleonStorm Cat(NijinskyStorm Bird、ナスキロ、Flaring Top≒First Rose)で、「タイキシャトル×Storm Cat」のニックス(メイショウボーラーレッドスパーダトラバント等)の根拠としてもおなじみのニアリークロス。

さらにミスプロのクロスもあって柔らかくなり過ぎそうなところを、Intent7×8やWar Relic≒Eight Thirty7・8・8×8のMan o'War的パワー、Buckpasser7×6やその母Busanda≒Blackball8×7・7のMan o'War+La Troienneパワーでガチっと支える、引き締めるという

この「柔」と「剛」のバランスが非常に秀逸な配合ですね。

 

カナロアの配合の王道、現在のトレンドはNureyevのクロスやその母Specialのクロスですが、それとは違うアプローチでも走る馬が出せるはずで、その代表になれるかもしれない非常に凝った妙味のある配合だと思います。

 

ロードサラブレッドオーナーズ2017年産私的注目馬⑤アウトシャインの2017

アウトシャインの2017 牝 一口30,240円  栗東高野友和厩舎

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母はロードカナロアの半妹。

 

サンデーサイレンス 3×3

ノーザンテーストStorm Bird 4×4

Hail to Reason 5×5×5

Northern Dancer 5×5×5

His Majesty 5×5

シンプルな父母相似配合ですね。

母父ネオユニヴァースNorthern Dancerを持たないのも○

 

スクリーンヒーロー×Storm Catはジェネラーレウーノが重賞勝ってますが、 Tom Fool≒First Rose≒Spring Run、ノーザンテーストStorm Birdが発生してお手軽にダイナアクトレスのスピードを刺激できるんですよね。

 

スクリーンヒーロー牝馬はマイル以下に勝ち鞍が偏っていて、さらにダイナアクトレスを強調した配合なので短いところの馬でしょう。

 

カタログの写真を見ると、トモの容量に関しては今年の募集馬で№1なんじゃないかと思えるほどで、胸囲も十分なので鍛えて面白そうな存在です。

 

これまでのトータルのスクリーンヒーロー牝馬の成績には目をつむってでも、一発狙いで出資してみたい一頭。

ロードサラブレッドオーナーズ2018年募集私的注目馬④クィーンズトレイルの2017

クィーンズトレイルの2017 牡 一口32,400円 美浦高柳瑞樹厩舎

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 フェリスの2017と同じくエピファネイア×ハッピートレイルズ牝系の組み合わせ。

 

シーザリオ≒クィーンズトレイルの2×1といってもいいくらいこの2頭の血は似通っていて(サンデーサイレンス4×3、Sadler's Wells 4×4、Principia≒High Top5×5、SirGaylord6×7、セントクレスピン 6×6、Forli7×7・5 )、シーザリオがうまく表現されれば爆発力がありそうな配合。

 

エピファネイアってのは黙っていても「4分の3Northern Dancerクロス、残り4分の1非NDのシンボリクリスエス」の配合形になりがちなので、母のNorthern Dancerクロスの強度とかあんまり考えなくてもいいので受けが広くて優秀ですね(リアルインパクトもそう)。

 

Sadler's Wells 4×4が気になるっていう人は多いと思いますが、サンデーサイレンス4×3

、SirGaylord6×7(しかも最柔最非力と名高いHabitat経由)と「柔」に振れ過ぎそうなところを「剛」でバランスをとるためにはSadler's Wellsを思い切ってクロスするくらいでちょうどよさそうに思います。

 

芝中長距離馬、5歳で目黒記念あたりに出走できれば最高ですね。

ロードサラブレッドオーナーズ2018年募集私的注目馬③フェリスの2017

フェリスの2017 牡 一口32,400円 美浦・尾形 和幸厩舎

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Sadler's Wells≒Nureyev  4×4

マルゼンスキーCaerleon  5×4

と、一流の競走馬であり超一流の繁殖牝馬でもあるシーザリオの血脈を刺激してるのがまず好印象◎

 

Habitatを経由したナスキロのクロスで、しなやかだけど非力さも伝えそうなエピファネイアにおいて、ヌレサド(Sadler's Wells≒Nureyev )のクロスで体質を引き締めるのはひとまずお手軽で効果はありそう。

 

ジャングルポケットやFall Aspenが持つ濃厚なHyperionで、スタミナや底力や成長力は申し分なし。

 ハッピートレイルズの牝系に父エピファネイアですから気性が前向きすぎないか心配ですが、それを先行力として武器にできるだけのスタミナや底力の裏付けはあります。

 

ところでこの馬の血統、コパノリッキーとよく似ていて(サンデーサイレンス、Nureyev 、NijinskyAureoleティンバーカントリートニービン、Robertoが共通 )、そこにSeattle SlewHabitatCaerleon ですから「コパノリッキーのナスキロ煮込み」と言いたくなる配合。さらにジャンポケ経由でヌレサドをクロスするのはアウォーディ的で、もしかしたらダートの中距離馬としても素質もあるかも。

中距離なら稼ぎ場所には困らないタイプでしょう。

 

ロードサラブレッドオーナーズ2018年募集私的注目馬②パーフェクトトリビュートの2017

パーフェクトトリビュートの2017 牝 一口54,000円 栗東友道康夫厩舎←(!)

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母母Perfect SpiritがNorthern Dancer3×4、Never Bend≒Bold Reason5×4、Round Table≒Monarchy 5×5

 

そこにドバウィを配した母パーフェクトトリビュートはMr.Prospector≒Raise a Cup4×4、Northern Dancer5・6×4・5

 

そこにロードカナロアを配した本馬もMr.ProspectorNorthern Dancerの多重クロス(クロスは多すぎて割愛します…)で、G1を6勝の父と英国のG3勝ちの母による走った父母の相似配合。

 

Kingmambo≒Ballet Society 3×3も目を引くが、

Storm CatShareef Dancer、ラストタイクーンダンシングブレーヴGreen Desert といった現代競馬のスピードを支える名種牡馬たちによる「Northern Dancer+ナスキロ+Tom Fool」の組み合わせのクロス

これがこの配合で最も面白いところかなと。(本馬の母としての才能にも期待したくなります。)

 

とはいえ、遺伝力の強いGreen DesertとSadler's Wellsを強力に増幅した母母Perfect Spiritの影響力はハンパではなさそうで、

「時計のかかる夏の洋芝1200mで能力全開の短距離馬で、目指せ函館2歳S!」

そういう適性の馬でしょう。

 

 

 

 

ロードサラブレッドオーナーズ2018年募集私的注目馬①ジツリキオーシャンの2017

ジツリキオーシャンの2017 牡 一口 23,760円 奥村豊厩舎

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 母ジツリキオーシャンがローレルゲレイロと同じく、Pound FoolishとForeseer を通じてナスキロ+Tom FoolWar AdmiralとLa Troienneの組み合わせをクロスするキングヘイロー黄金配合。

新馬戦で人気薄で3着に入り2戦目で故障引退しましたが、栗東坂路でも好タイムを出していたようで無事なら勝ちあがれる程度のスピード能力はあったと思われます。

 

そこにリアルインパクトを持ってきて、本馬はディープインパクトキングヘイロー2×2のド派手なニアリークロス。

 

血統表の4分の3でHalo≒Sir Ivor ≒Drone (≒Foreseer )をクロスしつつ、Nasrullah≒Royal Chargerはおろかその父Nearcoすら1本も引かない(ジツリキオーシャンはNearco10本持ち)名繁殖トキオリアリティーが残り4分の1に異系として堂々居座る好配合形。

 

 Haloのニアリークロス主体の配合なので、機動力と俊敏さを武器に芝の1200-1600ⅿ堅実に稼いでくれる馬でしょう。